言葉に近づいて📚️
- 山本将生
- 6月21日
- 読了時間: 3分
皆様こんばんは、山本将生です。
梅雨はどこへやら、夏真っ盛りに感じる暑さの連続、すっかりまいってしまいそうですね🥵
先日、「サロン・ド・フォレスタ」無事終了致しました!
いつものフォレスタコンサートとは違う形でのコンサート。
どんな空気になるんだろう…と開演前は内心かなり緊張して、会場をうろちょろ歩き回っていました😅
いざ始まってみると、いつも応援してくださっているお客様が多くいらしてくださっていて、
会場はとても温かく、そして思いがけないほどの熱気に包まれていました。
その空気に励まされながらも、今回特にむつかしいなーと思わされたのは“MC”でした。
話す内容はちゃんと準備していたはずなのに、いざ話し出すと、急に頭が真っ白になったり、ど忘れしてしまったり…。
歌っている時よりも緊張していたかもしれません。
あらためて思ったのは、“声にする”ということは、ただ言葉を並べるだけではなく、
その人の思いや空気感を丸ごと乗せて伝える行為なんだということ。
歌にも“間”があるように、話すことにも“間”や“間合い”があって、
そうした無音の中にこそ、その人らしさがにじむのかもしれませんね。
そして終演後には短い時間ではありますが、お客様のお見送りをさせていただきました。
普段はなかなかお客様と直接お話しする機会がなく、初めての対応ということで緊張もありましたが、
「よかったよ」「いい声だったね」と声をかけていただいたひとことひとことが、本当に嬉しくて――。
お一人お一人が、きっと何かしらの思いを持ってこの会場に足を運んでくださっていることを思うと、
演奏を届ける責任の重さと、ありがたさが心に沁みました。
そんな中で、ふと自分の中の“ちょっとした変化”にも気づくことができました。
それは、お客様から「音楽や、歌がよかった」と言っていただける機会がいくつかあったこと。
学生の頃は、「いい声ですね」と言っていただくことは多かったのですが、
当時の僕は、綺麗な声や良い声で歌うことばかりに意識が向いていて、
歌の中にある“言葉”やそのニュアンスをどう届けるか、というところまで思いが至らずにいたように思います。
大学卒業後に小松先生のもとで学び、
さらに昭和歌謡を“修行”のように歌う日々のなかで、
少しずつ、音を出すということが“言葉に近づいていく”感覚へと変わっていきました。
今回、お客様からの「音楽がよかった」というひとことに、
その歩みがほんの少しだけ報われたような気がして、
とても嬉しく、励まされる思いでした。
まだまだ道の途中ですが、
これからも“声”という入り口から、“言葉”という奥行きへ、
少しずつ、丁寧に進んでいけたらと思っています!
8月後半、皆様にまたお目にかかれる日を楽しみにしつつ、
今年の夏も元気に過ごしていこうと思います!
皆様どうぞ体調にはお気をつけて、暑さに負けずお元気にお過ごしください🌿
写真は他二人が沢山あげていたので本番の写真ではなく、リハーサル時の3人と横山さんの盗撮写真を載せておきます🤭



