歌の力をいただいた日
皆さま、お元気ですか?三宅里菜です🌸
伝言板の形態が9月から変わりましたね!
早速ですが投稿させてください✒️
先日、広島にて開催されました「能登半島地震災害支援 広島西南ロータリークラブ創立40周年記念チャリティーコンサート」に出演させていただきました🌿

まずは、この公演の実現に向けて長い時間をかけて準備を重ねてくださった、広島西南ロータリークラブの皆さまに、心より御礼申し上げます。
能登半島地震の被災地を支援したいという強い思いのもと、多くの方々と力を合わせながら、この日のために準備を重ねてこられた皆さまのお姿に、改めて頭が下がる思いでした。
また、ご一緒させていただくなかで、会員の皆さまお一人おひとりの細やかなお心遣いに触れ、私たちもたくさんの温かなお気持ちをいただきました。
出演者に対しても終始細やかにお心を配ってくださり、私たちが安心して舞台に立つことができましたのも、皆さまのお支えがあってこそと、心より感謝しております。
今回、復興支援のために何ができるのかを考えられるなかで、「音楽の力」を大切にしてくださり、その役目を担う存在としてフォレスタにお声がけくださったことも、私たちにとって大変ありがたいことでした。
音楽を通して人が集い、ひとときを共に過ごし、その時間が被災された方々への支援へとつながっていく。
そのような場にフォレスタの歌を選んでいただいたことの意味を、私自身もしっかりと受け止めながら舞台に立ちました。
そして何より、広島西南ロータリークラブの皆さまが心を尽くして準備してくださったからこそ、会場のお客様にも笑顔でコンサートを楽しんでいただけたのだと思います😌
客席からいただいた温かな拍手や笑顔を思い返すと、私たちも感謝の気持ちでいっぱいです!
創立40周年という大切な節目に、このような意義ある公演をご一緒させていただき、本当にありがとうございました。

今回の公演は、能登半島地震の災害支援を目的としたチャリティーコンサート。
そして、その開催地が広島であるということにも、さまざまな思いがありました。
大きな悲しみの歴史を経験し、そこから復興を重ねながら、今も平和への願いを発信し続けている広島。
その地で、今度は能登へ心を寄せるために多くの方々が集うこと。
人が人を思い、その思いを次へとつないでいくことの大切さを、改めて考える一日でもありました。

そしてちょうど公演を迎える頃、富山、石川、福井をはじめとする北陸では、大雨による被害が広がっていました。
私の家族が今も暮らし、私自身にとっても帰る場所である故郷・福井県坂井市でも、大きな被害が出ました。
広島にいながらニュースや家族から届く連絡を確認し、慣れ親しんだ場所の被害を目にするたび、すぐに帰ることのできないもどかしさとともに、さまざまなことを考えていました。
そして思い出していたのが、能登半島地震が発生した日のことです。
あの日、私は年末で福井の実家にいました。
家族とともに大きな揺れを経験し、ご近所の皆様と力を合わせ、避難をしました。
不安なまま家族と身を寄せて過ごした時間や、いつも見ていた故郷の景色が突然違って見えたこと。
今回、広島で能登への支援を目的とした舞台に立ちながら、そのときの記憶と、いま大雨の被害を受けている故郷のことが重なり、いろいろな思いが頭を巡りました。
こういうとき、歌うことのできる自分に、いったい何ができるのだろう。
すぐに現地へ駆けつけられるわけでもなく、目の前の状況を直接変えられるわけでもありません。
けれど、この日の私に任せていただいたことは、フォレスタの一員として、目の前のお客様に歌を届けることでした。
だからこそ、まずは自分に与えていただいた役割をきちんと務めようと、一曲一曲に私のできること全てを尽くしたい思いで歌わせていただきました。
客席を見ると、笑ってくださっている方がいて、一緒に口ずさんでくださる方がいて、たくさんの温かな拍手やお手拍子、ご声援を送ってくださいました。
そのお顔を見ているうちに、むしろ私自身が励ましていただいているような気持ちになりました。
「りなちゃん、今は、ここで歌っていていいんだよ」
そんなふうに、お客様から背中を押していただいたような気がしました。
そしてプログラムの最後に歌ったのは、美空ひばりさんの「川の流れのように」。
これまで何度も歌ってきた曲ですが、この日は、人生には予期せぬことで、思うように進めないときがあっても、その先にはきっとまた穏やかな日が訪れるから、、、
そんな歌の言葉が、これまでとは少し違って心に響きました。
歌いながら浮かんでいたのは、故郷の景色と、そこに暮らす大切な人たちの顔でした。
同じ歌であっても、自分が置かれている場所や、そのとき心にあるものによって、こんなにも違って聞こえるのだということも身をもって知りました。
そして、長く歌い継がれてきた歌には、それぞれの人生のある瞬間に、そっと寄り添ってくれる力があるのだということ、私自身が、歌の持つ力を改めて教えてもらったように思います。
災害を前にすると、自分一人にできることの小ささを感じます。
それでも、自分の立場でできることを考え、今、目の前にある役割を一つひとつ丁寧に果たしていくこと。
そして、離れた場所で起きていることを、遠い誰かのこと。にせず、心を寄せ続けること。
今回の公演を通して、その大切さを改めて感じました。

そして最後に、この伝言板の場をお借りして。
今回の大雨を受け、私の故郷・福井を案じてご連絡をくださった皆さま、そして心を寄せてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
家族や故郷のことまで気にかけてくださるお気持ちが、とてもありがたく、離れた場所にいる私にとっても大きな支えとなりました。
被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、現在も復旧にあたっていらっしゃる皆さま、そして不安な日々を過ごされている皆さまに、一日も早く穏やかな日常が戻りますことを心よりお祈り申し上げます。
広島西南ロータリークラブの皆さま、
そして会場へ足をお運びくださったお客様。
大切な一日をご一緒させていただき、本当にありがとうございました。
いただいた拍手と笑顔を胸に、これからもフォレスタの一員として、歌を必要としてくださる場所へ、一つひとつ大切に歌を届けてまいります。

三宅里菜
