愛の二重唱✨
- 竹内直紀

- 9月20日
- 読了時間: 3分
みなさん!こんにちは!
竹内直紀です😊
本日は9月20日
9月から土曜日の担当となりました!
最近はだんだんと日中も涼しい風を感じるようになりました😊
さて今は、メンバーも伝言板でも語っているように、フォレスタコンサートwithオーケストラを中心に稽古に励んでおります🎻
昨年同様、前半はフォレスタのレパートリーでもあります抒情歌や歌謡曲を中心にお届けします。
後半は私たちの原点でもあります、魅惑のオペラの世界へ皆様をご招待いたします。
フルオーケストラをバックに人の持つ声の力を存分に味わっていただきたいと思います✨
プログラムは様々なオペラのデュエットのシーンを中心にお届けします。
デュエットなので男女であれば、いろんな愛の二重唱が楽しめるのではないでしょうか😘
僕が担当しますのはプッチーニが作曲したオペラ「蝶々夫人」です🦋
当日のMCでは詳しくは説明できないので、ほんの少しだけあらすじをご紹介しますね。
【あらすじ】
時は1890年代、長崎を舞台に、米国海軍士官のピンカートンと蝶々さんは結ばれるが、ピンカートンは本気ではありませんでした。
帰国したピンカートンはアメリカ人と結婚。
けなげにも3年間彼を待ち続けた蝶々さんは、子どもも手放すよう言われ、失意の中
彼女は父の形見の短刀で自害するのでした。
とっても悲しい「悲劇」の物語です🥲
蝶々さんが自分の子どもとの別れのシーンでの絶唱は決して涙なしには見られません。
テノールが演じるピンカートンはオペラ史上最も憎まれる役でもあります😅
僕も何度かこの役をさせていただいたことがあるのですが、第三幕でアメリカ人の妻を連れて帰ってくるシーンでは、客席からの突き刺さるような冷たい視線を浴びることになります💦
そして、名アリア「さらば愛の家よ」を歌い逃げ去って行くのですが、本番では一度も拍手をもらったことがありません😅
終演後も竹内さんてひどい人!
いやいや、ピンカートンなんで僕じゃないです〜💦なんてやり取りも何度か(笑)
今回歌うシーンは愛の二重唱と呼ばれる劇中でもっとも幸せなシーンです。
蝶々さんは明未さん✨
ピンカートンが何度も「Vieni」(おいで!)と蝶々さんに歌いかけます。蝶々さんは「私は今、幸せです」と大空に歌いかけます。
このシーンが幸せであればあるほど、のちの悲劇が際立ちます🥲
この蝶々夫人のオペラの中で一番有名な歌は、やはり蝶々さんの歌う「ある晴れた日に」でしょう✨
実は映画「慕情」のテーマ曲はこの「ある晴れた日に」を参考に作曲されました。
よかったら聴き比べてみてくださいね👍
ちなみに
日本人に人気の三大オペラと言えば
この「蝶々夫人」と「椿姫」そして「カルメン」です😊
そう言えば、どれも最後は悲劇ですね😅
東京では10月6日にサントリーホールで、
そして関西では12月25日に
ザ・シンフォニーホールにて開催されます。
ザ・シンフォニーホールはサントリーホールと同様、多くの海外オーケストラも訪れる最高峰のクラシックホールです。
僕も学生の頃にアルバイトをして、ベルリンフィルやウィーンフィルの演奏を聴きに行ったことのある思い出のホールです☺️
ぜひみなさま新たなフォレスタサウンドをお楽しみください!

それでは、またお逢いしましょう!
竹内直紀でした😊
おまけ
札幌公演後、市内で有名なサンドリアのサンドイッチを頬張る二人✨
愛の二重唱…もとい、食の二重唱⁉️😆
