いのちに向き合う日🎐
- 山本将生

- 8月15日
- 読了時間: 2分
皆様こんばんは、山本将生です。
暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。お盆休みでゆっくりされている方、久しぶりにご家族と過ごされている方も多いかもしれませんね。

今日は送り盆。お墓には行けませんでしたが、仏壇に静かに手を合わせ、ご先祖様をお送りしました。線香の香りがゆっくりと漂い、夏の夕暮れの光が部屋をやわらかく包み込みます。そのひととき、普段は慌ただしい日々の中で意識しづらい「感謝」という気持ちが、胸の中に静かに広がっていきました。
そして今日は、終戦記念日でもあります。
1945年8月15日、日本は長い戦争を終えました。戦争を知らない世代の僕にとって、その時代を正確に語ることはできません。それでも、こうして日常の中で手を合わせられる平和は、多くの犠牲と祈りの上にあるのだと、年を重ねるほど感じます。
子どもの頃、おじいちゃんが戦争の話をしていたような、していなかったような…そんな曖昧な記憶しかありません。今思えば、もっと耳を傾け、きちんと聞いておけばよかったと、少し後悔しています。あの日の何気ない会話が、今となっては二度と取り戻せない大切な記録だったのかもしれません。
送り盆も終戦記念日も、命と向き合い、感謝を捧げる日。
平和は大きな言葉だけで守られるものではなく、日々の小さな心がけの積み重ねで育まれるものかもしれません。誰かを気づかうひと言、耳を傾ける姿勢、すれ違いをそのままにしない勇気——そのどれもが、未来の平和へとつながっていくと信じています。
歌い手としてできることは小さいかもしれませんが、言葉と旋律で心をやわらげ、誰かの明日に静かな光を届けられるように。今日という日を忘れず、また日常に戻っても、感謝と祈りを胸に歩んでいきたいと思います。
そして来週から、いよいよ今年後半のツアーが始まります!
また各地で皆様にお会いできることを楽しみに、心を込めて歌ってまいります🎶
以上、山本将生でした!