蘇州夜曲♪
- 吉田和夏

- 4月30日
- 読了時間: 2分
皆さまこんばんは、吉田和夏です♪
本日は文京シビックホールでのコンサートでした✨
お天気も良く会場まで向かう道も歩いていて気持ちがよかったです☀️
4月は8回もの公演がありました。
東北から始まり今日の文京まで、たくさんのお客様にご来場いただき感謝致します🙇♂️
少しでもお楽しみいただけましたら幸いです❣️
本日の自己紹介では「蘇州夜曲」を歌いました。
山口淑子さんが自身について綴った本を読みました。

「物心ついた時から戦争の最中にいた。国と国、人と人とが殺し合う現実に囲まれていた」
「どれひとつとっても自ら選んだ道ではない」
「気づいた時には母国中国と祖国日本がせめぎあう現場の中にいて、火花を全身に浴びていた」(本文より抜粋)
あまりにドラマチックな人生、また戦争と当時の時代背景に翻弄され、自分ではどうすることもできず、命の危険に晒された数々の出来事に触れて、ただただ驚くと共に、94歳まで生き抜かれたしなやかさ、そして逞しさを感じました。
特に「母国中国」、「祖国日本」と書かれたところに私には想像できない苦しみや思いを感じました。
ロマンチックなメロディーと山口淑子さんの歌う透き通った声が印象的な「蘇州夜曲」ですが、日本人でありながら中国、香港、アメリカなど、国を渡り歩く度に様々な名前で活動し、どんな思いでこの歌を歌っていたのかな…とふと考えました。
名曲の背景を知ると曲に対してまた違う感覚になりますね✨
さて、来月は神戸、岸和田へと向かいます。
また皆んなで力を合わせて頑張ります✊
引き続きお身体には気をつけてお過ごし下さい🍀
吉田和夏