異端の天才🕯️
- 吉田和夏
- 2 日前
- 読了時間: 2分
皆さまこんばんは、吉田和夏です♪
もう5月も終わりですね😳
早いです…
少し前に19世紀のイギリスで活躍したオーブリー・ビアズリーの展覧会を観てきました。
ビアズリーといえばシュトラウスのオペラでも有名な「サロメ」の挿絵が思い浮かびます。
研修生だった頃、サロメの公演を見て物語の内容と音楽の渦に圧倒されなんなんだこれは!と思い、戯曲を見たくて神保町の古本屋を探し周って岩波文庫のものを手に入れました。
(1977年出版で100円と表記ありました😳物価の変動を感じますね)

ビアズリーの挿絵がまたドンピシャで、この挿絵と共に脳裏に刻まれました。

ビアズリーの展覧会を観るのは初めてでした。
もちろん、サロメの原画もしっかり焼き付けて実物の信じられないほど細かい線の繊細さ、大胆さ、モノクロの迫力を堪能してまいりました。

昼間は事務員として働き、夜中に創作活動をしていたこと、アーティストとして生活を成り立たせてからもその時の名残か昼間はカーテンを締め切った暗闇の中、蝋燭の灯だけで描いていたとか…
暗闇の中であんな絵を描いていたら気が狂いそう!!😱と凡人な私は思いました。
僅か25歳の生涯を駆け抜けた芸術家は実際どんな人物だったのでしょうか。
思いを馳せたひと時でした✨
会場は三菱一号館美術館。
建物も美しく、作品の合間に中から敷地の中庭を見るのも楽しくて大好きな美術館です。

時代も場所も超えて、日常を離れてその世界観に誘ってもらえる美術館。
また何か好きな作品が来たら訪れたいと思います♪
それでは皆さま引き続きお元気でお過ごしください🍀
吉田和夏