みなさまこんばんは。
台風14号が九州に上陸し暴れております。。
水曜日、フォレスタコンサートで福岡にお邪魔させていただく予定ですが、、、どうか被害なく、みなさまのご無事を祈るばかりです…。
危険が予想されるみなさまは、どうか早めの避難をお願いいたします。
さて先日は女声フォレスタコンサート、「こころの歌」公開収録と努めさせていただき、、
昨日は島根県浜田市での里帰りクラシックコンサートの稽古がありました。
この日の稽古場は初めて伺うスタジオ、携帯の地図とにらめっこしながら到着。
時間になり呼び鈴を鳴らすとオーナーが出ていらして、見覚えのあるお顔。。。
「石川先生ですね」
と声をかけていただきすぐ思い出しました!
なんと武蔵野音大附属音楽教室講師時代に生徒だった方でした。(声楽科でしたので直接の師弟関係ではありませんが)
附属音楽教室では1969年から2〜3年に一度子供オペラの開催があり、モーツァルト「魔笛」や、フンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」を中心に音大のベートーヴェンホールで上演されていました。日本のプリマドンナの草分け、大谷洌子先生が亡くなる直前まで演出くださっていました。。
キャスト、オーケストラ、練習ピアニストも音楽教室の生徒さん。(小1〜高校生。オーケストラは大学生や先生の助っ人あり)
在職中の16年間、第17回〜21回の公演でお手伝いさせていただきましたが、特に練習ピアニストを生徒だけで、というのはなかなかに高いハードルがあり、私の力及ばすで生徒さんだけで全幕通して弾いてもらうには至らないことが多く、結局オーケストラでの稽古に引き渡す最後まで自分(や、もう一人ご担当のピアノの先生)で弾くことが多かったですが、、、それでも、同時進行でいくつもの教室で行われるキャストごとの部分稽古などでは、過去たくさんの生徒さんが奮闘してくれました。
そのオペラでキャストとして何度も出演し、オペラが開催されるたびにどっぷり稽古を共にさせていただいた生徒さんと10年以上ぶりでバッタリ!
その後、音大と大学院を修了され、歌手となり、なんとご夫婦で素敵なスタジオ付き住宅を建て立派に活躍されている様子、なによりでした!
スタジオ建設、私にはあと247年ほどかかりそうな話ですが、、とにかく時の流れの速さを感じた瞬間でした。。。