みなさん。こんにちは!竹内直紀です。
本日は11月23日
越前町音楽祭のみなさん!お疲れ様でした✨
実は先日の稽古中、中学校の恩師がお亡くなりになったとの連絡がありました。中学1年生の時の担任の先生でもあり、吹奏楽部の顧問で僕にトロンボーンを勧めてくれた、まさに人生の岐路を決めてくれたと言っても過言ではない、決して忘れることのできない恩師です。
フォレスタの写真集のメッセージの中で
「二人の恩師」
との題名で、音楽の楽しさを教えてくれた少年少女合唱団の真田節子先生、そしてはっきりと音楽への道導を示してくれた竹下克敏先生のことを書かせていただきました。
先生はまさに一生を音楽に捧げてきたと言ってもよい人生だったのではないでしょうか。
でもそれは演奏家としてではありません。吹奏楽部の指導を通してたくさんの生徒たちを導いてきました。
「少欲知足」{しょうよくちそく}
(欲を少なく満足する事を知る)
この言葉はお通夜の際、ご住職さまがお話されていてとても印象に残ったのですが、
私たちは、物や知識や名誉・地位などの中、すでに得ているものに対してはもっと良いもの、もっと多くのものを欲しがり、いまだ得ていないものに対してはそれを得ようと欲する。したがって、欲望とは現状に満足しないことと表裏の関係にあり、逆に言えば、満足を知り、喜ぶことによってこそ欲望が減少するのである。「少欲知足」と言われる所以である。との事。
授業が終わっても遅くまで放課後も残り、休みの日も学校で指導され、本当に音楽が好きでなければ、いや、人が好きでなければできないことだと思います。僕も吹奏楽部の練習が終わってよく、「おい!今からトロンボーンレッスンするぞ!」と言ってマンツーマンで教えてくれました。
とても熱血漢で裏表がなく、いつも本気で接してくれました、大野くんとともに思い切り怒られたこともあります😅
先生の下宿をみんなで掃除しに行って、ベットがビール瓶のケースだったり、大野くんが先生の彼女(今の奥様)のラブレターを勝手に読んだり、掃除が終わったらラーメンを出前して食べさせてくれたり、
今は時代もかわり、今では問題になることも多々ありましたが、僕にとってはすべてが懐かしく良い思い出です😭
当時先生は26歳!ものすごく大人にみえたのですが😅あれから僕と同じように感じた教え子たちは何百人、いや千人を超えるのではないでしょうか。お通夜の際の、生徒たちの生演奏には心を打たれました。
先生は、1.2年しか持たないと言われたほどの難病だったそうです。でもそれから10年、精力的に外に出て教え子たちに音楽を教え続けました。
「音楽」はやはり目に見えない一番の薬なんだなぁとあらためて感じました。
最後に先生は
「我が人生になんの悔いもない」
と仰っていたそうです。
そんな言葉…最後に言ってみたい🥲
最近自分は少し集中力が鈍っていたように思います。
これから先生の教えを胸に、新たに気を引き締めて、悔いのない人生を送りたいと思います。
フォレスタの公演もラストスパートです!
11/25沼津
11/26森町
12/1 松本
12/3 上田
12/13 文京
その後はなにわdeフォレスタ、清瀬へと続きます
竹下先生!ありがとうございました!
竹内直紀
おまけ(秘蔵写真)
中学1年生 先生に勧められトロンボーンにハマりそのまま芸大へ
吹奏楽部のクリスマス発表会🎄
終わって、先輩にちょっと間違ったでしょ〜と突っ込まれてる私。真ん中にいるのは、次に出番待つトランペットの…誰かな
ちょっと大人びたいお年頃の二人(笑)
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