伝説のアイドル
- 山本将生
- 4月25日
- 読了時間: 3分
皆さまこんにちは、山本将生です!
先日、大宮と横浜での公演がありました。
どちらの会場も大勢のお客様に、とてもあたたかく迎えていただきました。
足を運んでくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。

横浜の公演には、両親、おばあちゃん、叔母が応援に駆けつけてくれました。舞台からその姿を見つけたときは、少し照れくさくもあり、とても嬉しかったです。

さて今日は、ここ最近の僕の「はまりごと」について、少しお話を。
きっかけは、昭和修行中に立ち寄ったお店で、山口百恵さんの曲を耳にしたことでした。
サビはなんとなく知っていたものの、通して聴いたことはなかったなと思い、気になっていくつか聴いてみたのが始まりでした。
そこからは、あっという間。
今では毎日のように百恵さん――いえ、百恵“様”の楽曲を聴いていて、すっかり夢中になってしまいました。

視線や仕草、言葉の置き方、そして声のニュアンス――
ひとつひとつがとても丁寧で、見れば見るほど、聴けば聴くほど引き込まれてしまいます。
どの曲も素晴らしいのですが、特に今はまっているのは《歌い継がれてゆく歌のように》。
この曲を聴くと、心にグッとくるものがあります。
いろいろ聴いたり調べたりしているうちに、ご本人の言葉にこんな一節を見つけました。
> 「女の子の微妙な心理を、歌という媒体を通して自分の中でひとつひとつ確認してきたように思う。その意味で私は、歌と一緒に成長してきたと言っても過言ではない」
(山口百恵『蒼い時』より)
この言葉を読んだとき、「ああ、これなんだ」と思いました。
百恵さんの歌は、ご本人の成長とともに表現が変化していて、まるで曲ごとに人生の歩みが刻まれているように感じます。
それは、歌が人生を映す鏡のようでもありました。
僕自身も、歌と向き合う中で、自分のことを見つめ直す瞬間があります。
だからこそ、この言葉が深く胸に響いたのかもしれません。
“伝説のアイドル”という言葉では語り尽くせない、まさに日本が誇る表現者。
日本の唄を歌い継ぐ者として、こうした表現の奥行きに学びながら、自分の歌にも想いを込めていけたらと思っています。
いつか彼女の楽曲を歌わせていただける日が来たら、この学びを活かして歌えたらいいな…なんて思ったりもします。
今日はなんだか、たっぷりと語ってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!
来週は春日井、文京シビック、その先には神戸、岸和田、大垣音楽祭と公演が続きます。
会場で皆さまとお会いできるのを、楽しみにしております!
以上、山本将生でした!