天上影は変わらねど
栄枯は移る世の姿
映さんとてか今も尚
ああ荒城の夜半の月

みなさん、こんにちは!竹内直紀です。
このお城は島根県松江城🏯
昨年、フォレスタの島根公演の際に撮ったものです(撮影:おおのたかし)
自然のなすことは今も昔も変わらないが、
栄えたり滅んだりするのがこの世の常である
月はそのことを鏡のように映し
荒れ果てた城を照らし
今もなお、輝き続けている
本日10月1日は「中秋の名月」
なんだか、心に染みます。
月は世の中がどう変わろうと、はるか昔から変わらないのですね。
同じく夜空の星も、青い空に輝く太陽も。
自然はふと忘れていたものを思い出させてくれます。
10/8の森の歌コンサートでは
「忘れていたよ」
というラジオ歌謡を歌います。
ほとんど知られていない歌です。
歌詞はまさに先程語った内容です。
テノール三昧というサブタイトルがついているので、明るくラテン的なノリのイメージがありますが、前半の日本の歌はそれぞれが心に染み入るしみじみとした曲をご紹介する予定です。
今世の中に必要なのは「心のくすり」
ではないのかな、といろいろとニュースを見て思います。
音楽は目には見えないけれど、
同じく目に見えない
「こころ」のくすりではないでしょうか。
そんな想いも込めて、歌わせていただきます。
澤田くんの「小さな空」
横山くんの「さびしいカシの木」
絶品ですよ😌
もちろん後半は身も心も元気になってもらうため、思いっきりテンション高くお届けします😆
後半に僕が歌うイタリアの歌
「忘れな草」
"Non ti scordar di me"
(ノン ティ スコルダール ディ メ)
を少しご紹介しましょう♪
実はこの歌は帰れソレントへと同じデ・クルティスの作曲です。
テノール歌手ベニャーノ・ジーリ主演のイタリア映画『忘れな草』の主題歌として作曲されました。
直訳すると「私を忘れないで」
そもそも「勿忘草」という花は中世ドイツの哀しい伝説が元になっています。
【ある日、ドナウ川の岸辺をルドルフという名の騎士と、その恋人ベルタが歩いていましたが、ベルタは川のすぐそばにある花を見つけました。ルドルフはベルタのためにその花を摘もうしました。しかし花に手が届いたものの、ルドルフは足を滑らせ急流に飲まれてしまいました。
もはや命は助からない、と悟ったルドルフは「僕を忘れないで!」と叫び、手にした花を岸辺のベルタに投げて、流れに消えてしまいました。ベルタはその言葉通りにルドルフを生涯忘れず、勿忘草を髪に飾り続けました】これが、勿忘草にまつわる有名な伝説です😢
その歌の意味や内容を理解しながら聴くと、いろんな風景が見えてきますね😊
さてさて、そんな歌の内容をしみじみと味わいながら、今夜は「中秋の名月」を楽しむこととしましょう(見えるのかな💧)
とその前に…お月見には

やっぱりこれでしょ!🎑
小学生の時、おばあちゃんに教えてもらって生まれて初めて作った料理(お団子)です😆
う〜ん、ダイエットはやっぱり明日からだなぁ(笑)
竹内直紀でした!
またお逢いしましょう!✨