皆さまこんにちは、吉田和夏です♪
やっと涼しくなってきましたね。
それにしても今までが暑すぎたので、このところの急な気温差に若干ついていけません…(・_・;
皆さまもお身体に気をつけてお過ごしください!
さて、部屋で何をするでもなく過ごす時間。何気なく手に取った本…
以前、母から貰った本です。 (私の本棚には伯母や母によって構成されたコーナーがある様です💦) 絵本作家(画家)、安野 光雅さんの「絵本 歌の旅」という一冊です。 日本の童謡・唱歌に安野さんのエッセイと美しい挿絵で綴られています。 どんな曲が紹介されているかと言いますと、 「美しき天然、朧月夜、荒城の月、長崎の鐘、浜辺の歌、故郷…」 どれもこれも、フォレスタのレパートリー‼️ 表紙を見て分かる通り、優しくて懐かしい気持ちになる挿絵^_^ 中身をじっくり読み込むというより、この穏やかな風景画をぼんやり見るのが好きで時々覗いています👀 一曲ずつに添えられた安野さんのエッセイも良くある曲の解説や学識的なことではなく、あくまでも独特目線で面白く、時にクスッと笑いも誘います🍵 私が特に印象に残ったのは「歌の缶詰を開けて」と題された後書き。 “子供の頃に歌った歌は、その頃の空気と一緒に密封されて、蓋を開けたときのように、その時代のいろんな時間などと一緒になって戻ってくる。賞味期限など無くて、袋に入れて投げておいても、傷んだり腐ったりしない” という一節です。 缶詰、とは妙〜に納得してしまいました✨ 安野さんは自身が戦争を体験されているので軍歌への思いを書いているのですが、私自身の子供時代に聞いた歌、今は亡き祖母が口ずさんでいたあの歌、合唱コンクールの為にクラスメイトと何回も歌った歌は今でもハモリパートも歌えるほどに鮮明です😌(練習中の数々のイザコザも懐かしく蘇ります笑) まさに「缶詰」に封印されているのですね。 最後に“歌は歌い継がれて、いつまでも残っていくことを願わずにはいられない”と結んであります。 私もフォレスタの一員として、歌を残していきたい、歌い継いでいきたいと改めて思いました(*´꒳`*) これから秋が深まって益々ボーっとする夜長が増えていきそうです📚🍁