今年の7月3日(土)つくば市のノバホールで“フォレスタ&セーンジャー馬頭琴 Firstコンサート” が行われます。
副題は "フォレスタの歌声 草原の風にのせて" です。
馬頭琴はモンゴルの民族楽器で、無形文化遺産にも登録されている弦楽器です。
日本では馬頭琴が誕生した由来を物語にした「スーホの白い馬」が小学校の教科書に紹介され、多くの子どもたちに愛読されています。
その音色はチェロに似て、人々の心に安らぎを与える深い響きを持ち、「幸福を呼ぶ楽器」「草原のチェロ」などと言われています。
東方見聞録にも記述がみられ、著者であるマルコポーロは旅の途中手に入れた馬頭琴を、本国イタリアに持って帰り、後に生まれたのがチェロですから、馬頭琴は遥か以前から遊牧の民に愛されていたことが分かります。
モンゴルの草原ではその音色は、2キロ先まで届き、かつては愛しい人に自分の存在を知らせ、想いを伝える道具でもあったようです。
今回初めて行われる「フォレスタ<森>」と「馬頭琴<草原の楽器>」のコラボは、コロナ禍に於いてすっかり疲弊した私達に、心に染み入る安心感をもたらし、落ち着きを感じさせてくれるに違いないと信じています。
馬頭琴奏者のセーンジャーさんは、かつて、モンゴルで聴いた「荒城の月」が馬頭琴にピッタリであると感じたことからも日本行きを決心したといいます。
内モンゴル国際文化交流宣伝大使として在日21年。
フォレスタファンの皆様に、広い草原の涼やかな風の中でフォレスタのチャレンジをお感じ頂ければ嬉しいです。
皆様どうぞ宜しくお願い致します。
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