皆さまこんにちは、大野 隆です。
9月29日、名作劇場大阪公演終了致しました!
第一部はフォレスタにとって記念すべき初めてのオペラとなった「泣いた赤鬼」。
作品との出会いは地元島根の少年少女合唱団とOBである竹内君と僕が共演した時で、音楽と物語の素晴らしさに感激して是非フォレスタメンバーと演じてみたいと感じました。
とはいえ実現するには色々と大変なこともあり、沢山の皆様のご協力あって今回のこの初演に至りました。
舞台セットは竹内君の知り合いの坂上さんが、フォレスタの為にゼロから作ってくださり、さらに車で運びやすいよう図面を引いて組み立て式にしていただきました。
坂上さんは公演前日まで少しでも良いものをとセットに手を加えてくださったそうです。
フォレスタでとてもお世話になっている照明、音響、舞台スタッフの皆様。
皆様稽古にも足を運んで下さいました。
照明さん、音響さんは当日のリハのみでの一発勝負。
事前に物語や音楽、進行プランを熟知していないと、とても出来ることではありません。もちろん譜面も読める必要があります。
いつもの慣れた公演と違い、かなりの御負担をお掛けしましたが、ベストなステージを創ってくださいました。
メンバーである自分が言うのも僭越ですが、本当にフォレスタを愛してくださっているのを感じています。
舞台全体の設計図とも言える照明、セットプラン、舞台、出捌け表などを全て作った竹内君は、元々この作品を何度か演じており、今回の公演実現の立役者です。
とはいえプレイヤーである彼がプランを作るのはかなり大変だったと思います。
新曲ばかりのフォレスタの楽曲を覚える傍、びっしりと書き込まれたプラン表を手探りしながら作ってくれました。
そしてこの企画を快く許可して下さった関係者の皆様、お気付きの方もいらしたかと思いますが、音楽監督からアレンジまでしてくださる小泉さんは何と贅沢に譜めくりまで買って出てくださいました!
キャストのチェックから歌い方、テンポに至るまでお忙しい中直接ご指導下さった泣いた赤鬼を作曲された松井和彦先生、何より公演に足を運んでくださり、温かいご声援下さったお客様に心より御礼申し上げます。
事前に稽古したとは言え、北海道公演のあと大阪入りし、前日のみの舞台セット、衣装付き稽古で演じてくれたメンバーもとても頼もしく思いました。
更に第二部では日本の歌あり、カンツォーネありと盛りだくさんでお送り致しましたが、なんといっても今回ゲストの喜多光三さん!
以前台風で中止になってしまった大阪コラボコンサートでゲスト出演していただくことになっていたのですが、今回満を持しての大阪公演ゲスト出演が叶いました。
僕と同い年の喜多さん、ピアノはもちろんですが、アコーディオンも歌もうまい!
人柄も素晴らしい方で、また一つ出来たご縁に感謝です!
次回東京公演では違うキャスティングでの公演になりますが、そちらがどう変わるかも楽しみです^_^
今後も続けて行けるのなら配役を変えて、また新しい味わいの泣いた赤鬼を観ていただければ嬉しく思います。

