石川和男

2020年10月17日

メンバーから皆様へ

みなさまこんにちは。
 
石川和男です。
 

 
今日はいくぶん持ち直しましたが、昨日は最高気温が12度とだいぶ冷え込みましたね。
 

 
夏の間、夜通し運転を続けたエアコンがやっと営業を終了したと思ったら、もうガスファンヒーターの出番です。
 

 
、、、ちょうど良い季節のなんと短いことか!
 

 
ファンヒーターをつけると我が家のトトさんは条件反射的に吹き出し口を占領します。

さて、インターネットサイトやブログ、ユーチューブを見るときに表示される「広告」がありますね。

広告主が運営費を賄うことによって無料で閲覧できるものがたくさんありますので致し方ないのですが、見ているホームページの一部のように装って表示されていて、続きを読もうと思ってクリックすると広告主のサイトに行ってしまうような巧妙な広告もありますね。。。

本日は久しぶりの音楽ネタ。

コンサートのパンフレットにも広告ページが差し込まれることがよくありますが、

ヴェルディ作曲のオペラ《オテロ》が1921年(大正10年!)、アメリカのヒューストンで上演されたときのパンフレットには、オペラのあらすじ文の途中にまで「サラダ油の広告」が埋め尽くされていたそうです。

その一部をご紹介しますと…

【第一幕終盤。オテロの妻デスデモーナが城門の下に現れる。オテロは彼女のもとへ行き、素晴らしい二重唱

   ー「クラスト(商品名)」で料理をする主婦は幸せー

を歌う。】

といった具合で、あたかもサラダ油の二重唱のようですね(笑)。

そしてクライマックスでは、

【オテロはデズデモーナの首を絞めたのち、短剣で我が胸を刺し、喘ぐ息の下から感動的に、

   ー比類なき食用油「クラスト」をぜひお使いください!ー

「接吻を!」と叫び、息絶える。】

…なんとも強引です。

《オテロ》をサラダ油の販売に情熱を傾けるドキュメンタリーオペラと勘違いする人や、実際お店に油を買いに行って

「オテロをください!」

という人がいたかもしれません(笑)。

そういえばインターネットの広告だけでなく、銀行や大手通販サイトを装って

「エラーが発生した」とか「あなたのアカウントが停止した」

などといって個人情報を入力させようとするメールが私のもとにはよく届きます…。

コロナ禍でフォレスタもインターネットを介した発信をたくさんお届けまいりました。

これまでよりパソコンやスマホに向かっていただく機会が多くなって久しいかと思いますが、

みなさまどうぞくれぐれもご用心くださいませ。

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